この「英文メールの鉄板表現」では、私が同僚のアメリカ人のメールからパクった、鉄板表現を用途ごとに紹介し、読者の英文メールを書く時間の大幅な削減をお手伝いしたい。
お手すきの時に
組織で仕事をする以上、私たちは毎日なにかしら頼み事をしなければならない。仕事というのは、できる人に集中しがちなので、「忙しいのは知ってますが、お願いします!」というタッチで多忙な人に仕事の依頼することはどうしても多くなる。また、頼んでいた仕事について期限が過ぎた場合、カドの立たない形でそれとなくプッシュをしたいものだ。「お手すきの時に(When you have a chance)」はそういう時に使える便利な表現だ。文字通りとらえられ、「忙しかったからやらなかった」と言われると勿論困るのだが、多忙な相手への配慮として、よく差し込まれる表現だ。
When you have a chance, can you give you point of view on whether it’s possible?
お手すきの時に、可能かどうかご意見を頂けませんか?
When you have a chance, could you share the regional breakdown with me?
お手すきの時に、地域ごとの明細を共有頂けますか?
意味やニュアンスはそれほど変わらないが、「When you have a moment」としたり、「When you get a chance」としたりすることもできるので、少しバリエーションをもたせたい時は使いまわして頂きたい。
まとめ
今回は、忙しい人に作業を依頼する時に、ちょっと頼み方をマイルドにする表現として、以下の表現を紹介させて頂いた。
- When you have a chance (お手すきの時に)
なお、例文の殆どは私が実際にアメリカ人から受信したメールからの抜粋だ。私はIT企業のファイナンスやセールスオペレーションでの経験が長いので、同じ職種の方は、ほぼ丸パクリできるケースもあると思うので、お役に立てれば幸いである。
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