生活の支えである仕事をどうするか
海外移住を考えるに「生活の支えとなる仕事をどうするか」はど真ん中のテーマである。先立つものがなければ何も始まらないからだ。こちらに日本人の友人は沢山いるが、こちらの仕事をどのようにえたのかについては人それぞれだが、大きく分けると以下のようなパターンがある。
- 日本企業の海外赴任制度の利用
- 外資系企業の海外転籍制度の利用
- まずは移住し、現地で職探し、及び起業
- 海外赴任制度の後に、現地企業に就職
生活費の安く、日本との時差の少ない東南アジアなどでは、フリーランスとして日本の仕事をしながら最低限の生活費を稼いで悠々自適に暮らす、などのことも主要な選択肢として入ってくると思うが、生活費が高く、日本との時差も大きいアメリカではそういう人は殆どみたことがない。
私は外資系企業の海外転籍制度を利用
私は、家族がいるのであまり大きなリスクをとれないこと、並びにいきなり現地で就職先を見つけるほどの能力は自分にはないとみていたこと、そして日本で勤めていた会社がアメリカに本社がある外資系企業であることから、一番最後の「外資系企業の海外転籍制度の利用」の一点集中であった。具体的には、勤めていた会社で、本社への転籍を希望し、引越しからVISAの手続きまで会社の支援を受けることができた。もちろん、日本法人の社員というのは日本でビジネスを拡大するために雇われているので一筋縄ではいかなかった。
どれくらい時間がかかったのか
私は30歳になる頃に思い立ってアメリカへの移住を志したが、実現するまでに8年ほどかかった。思い立った時に英語が全く話せなかったため、一からスタートとなったということもあるが、「外資系企業の海外転籍制度の利用」というオプションを選択したことも時間がかかった大きな要因の一つだ。この方法は、会社の支援をえることができるので、リスクが低くて手堅い方法ではあるが、「勤め先での実績 」と「運」の合わせ技がかみあった場合にのみ実現可能なので、時間がかかることが難点だ。おいおい、どのように転籍までこぎつけたのかについては、共有していこうと思うが、同じく外資系企業に勤めていて、「いつかは海外で働いてみたいなぁ」と思っている人には本ブログは参考になると思う。
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